今度は天然酵母を使ってホームベーカリーでパンを焼きました。天然酵母のもちもち加減はすごいです。すっごくいい香りでほどよい甘みもあります。
今回は天然酵母をおこす(発酵させる)だけでも1日半かかります。そして焼くのに7時間半。時間がかかりますね。でも、これで焼いた食パンの超美味しいです。時間と手間はかかりますが、作る楽しみがあります。
天然酵母をおこす
ホシノ天然酵母
天然酵母はこれを使っています。Panasonicのベーカリー付属の「パンの本」に「この酵母を使ってください」と指定されているものです。富澤商店で買いました。
価格は酵母の価格は250gで1000円程度です。賞味期限が約1年です。無駄にしないように焼く覚悟で購入しないといけません。私はパンは毎日食べますから、大丈夫、すぐに使い切れます。
同じホシノのものでももう少し高めのものもありました。次はそちらも試してみたいなと思います。また使ってみたら記事に書きますね。
酵母を使える状態にするには、まず使える状態にもっていかなくてはいけません。
適温の水を用意
水を30度に温めて酵母を加えます。「作ったら1週間~10日で使い切ってください」とのことです。この期間で使い切れる量で作ります。(私は期間が多少超えても使っています。)
酵母に対して2倍の温水を加えます。
3回分だと 酵母 30g に 温水60g
5回分だと 酵母 50g に 温水100gです。
※水の分量を修正しました。申し訳ありません。
天然酵母を加える
適温の水に天然酵母を加えます。
ベーカリー内に24時間 + 冷蔵庫で一晩
30度を保って24時間寝かせます。今回はホームベーカリーの天然酵母発酵メニューを使いました。中に入れてメニュー番号をセットしてスタートを押すだから簡単ですよ。
24時間たったらベーカリーから取り出して冷蔵庫で一晩保管します。
酵母だねのできあがり
はい、できました!酒粕のような香りがしていたら成功です。これで5回分です。この他にヨーグルティアを使って作ることもできます。ヨーグルティアはヨーグルトを作る家電で、1度単位で温度をキープすることができます。これだと、ホームベーカリーと同時に使えるので助かります。
▼私の別ブログですが、ヨーグルティアについてはこちらをご覧ください。
タニカのヨーグルトメーカーで大好き自家製R-1ヨーグルト増やしております。熟成・発酵大好き。 – ゆるりまあるく
天然酵母 クランベリーパン
超美味しかったパンのレシピです。
材料
強力粉(春よ恋) 250g
ココナッツオイル 大さじ1.5
(またはバター15g)
砂糖 大さじ2
塩 3g
牛乳 180g
天然酵母たね 30g
クランベリー 30g
キヌア 大さじ1
(キヌアはなくてもOK)
ホームベーカリーで7時間半
夜セットしたら朝焼きあがりです。天然酵母で焼いたパンはドライイーストで焼いたパンよりも優しいいい香りです。(ただし夜セットしたら夜中に結構音が鳴ります。同じフロアーだと確実に起きます。寝室から離せるなら夜セットできます。ご注意ください。)
▼天然酵母たねから入れていきます。
▼クランベリーをセットしたところ。
焼き上がりました!
焼き上がりはふにゃふにゃ。
焼きあがったパンも酵母のいい香りがしています。1枚食べて、思わずまたおかわりしましたよ。クランベリーは酸味があってコーヒーに合います。
失敗談
焼きあがってから放置
おいしく焼けた~!と言って喜んでいた次の回で油断して失敗しました。夜セットした翌朝、寝坊してしまったのですよ!焼き上がりから30分も経過してしまっていました。表面はやや硬くなってしまい、皮も固くなってしまいました。あらら。
そのまま食べるとちょっと硬かったです。水スプレーして焼くとモチモチは多少復活しましたが、やはりすぐ出さないといけません。もったいなかった。今後は気を付けることにします。
天然酵母を入れるタイミング
あと、パンの本には「天然酵母、粉の順に入れる」とあるのですが、天然酵母を一番最後に入れてしまいました。これがどのくらい影響があったのか分かりませんが、もしかしたらこれも影響あったのかもしれません。
レーズン等を入れるタイミング
先にパンケースをセットしてからレーズンなどを入れないといけないのです。何故ならレーズンケースが蓋にあるので、蓋をあけるとピールがこぼれ落ちてしまうのですよ。当たり前なんですけど、2回もやってしまいました。やってしまった方いらっしゃるかもしれませんね~。
おいしいパンの焼き方
きなこさんのバルミューダ風の焼き方
これはぜひおすすめです。冷蔵庫で保管したパンをトースターでそのまま焼くとちょっと乾燥して縮んでしまい、もったない感じがするのですが、この方法で焼くともちもち感が復活します!
以前あさイチで魚焼きグリルで食パンを焼く方法が紹介されていてチャレンジしたことがあるのですが、これもガスが水分を含んでいるため美味しく焼けるという話でした。ただ、うちのは火力が強すぎるせいかすぐ焦げてしまってうまくできなかったんです。だから水分を活用できるこの方法はとてもありがたいです。
・・といっても方法は簡単。スプレーで水をパンにまんべんなく吹きかけてから焼くだけです。簡単にできますのでぜひお試しください。
このためにスプレーボトルを買いましたよ!細かく噴射されるものがおすすめです。
バルミューダというトースターがあるそうなのですが、これにヒントを得たおいしいパンの焼き方です。とても参考になります。詳しくはぜひきなこさんの記事をご覧ください。
▼猫野きなこさんの記事です。
バルミューダ風!普通のトースターでパンを美味しく焼く方法 – きなこ猫のスッキリ生活
あとがき
すごく美味しく焼けたので、翌日また焼いて一斤職場の友人にプレゼントしました。「今朝焼き上がったパンです」って持っていきました。渡した時はまだ温かかったので驚いていました。
「すごくもちもちでもったいないから、焼かずに2日で食べたよ!」と言ってすごく喜んでくれました。
富澤商店で買ったパン袋に入れてリボンを結びました。買ってきたパンみたいに仕上がりましたよ。
では、またお会いしましょう。