ホームベーカリーで少量のドライイースト&天然酵母メニューを使ってパンを焼いてみました。一言で言うと「パン屋さんのパンに近づいた」感じです。そうか、これか!という気持ちです。
ドライイーストでも天然酵母メニュー
きっかけは「少しのイーストでホームベーカリー」という本です。
天然酵母コースでゆっくり発酵する方法で焼いたパンがたくさん紹介されています。
ポイント
- ドライイーストを少量にする(2分の1か4分の1)
- ホームベーカリーの天然酵母のメニューを使う
メリット
・ドライイースト独特のにおいが少なくなり小麦本来の香りが楽しめる
・ゆっくり発酵することでパンがふんわりと焼ける(こころなしか甘味も高まった気がします)
少ないイースト
ホームベーカリー添付のレシピでは、ドライイーストを少なくして焼くパンドミーというコースがあります。これでもドライイーストの量は小さじ2分の1です。この本のレシピはさらに少なくて小さじ4分の1です。その代わり発酵時間が長い天然酵母コースを使います。
じっくり発酵することでパンの美味しさが引き出されます。今回実際にやってみてその美味しさを実感しました。パン屋さんのパンに近づいた感じです。ふんわりとしていつもより甘味も感じられます。パンだけで食べても美味しい。小麦粉はいつもと同じなのに味が変わりました。発酵時間って大事なんですね。
ホームベーカリーのパンは美味しいんですよ。今までのも気に入っていました。しかし、パン屋さんのパンに比べると何か違う気がしていました。やや団子っぽくて、ふんわり感が足りない感じです。それが解消されました。
イーストの入れ方も重要
ドライイーストは「ドライイースト入れ」に入れず、出来るだけ水分に触れないように小麦粉に指で穴を空けて埋め込みます。ここは重要なポイントだそうです。
その他にも注意点やり方が、本の中で分かりやすく解説されています。この本はおすすめです。ぜひ手に取って見ていただきたいと思います。
今回の分量
(本のレシピとは異なります)
- 強力粉 250g
- 塩 3g
- 砂糖 12g
- スキムミルク 6g
- インスタントドライイースト 小さじ2分の1
- 水 90g
- 牛乳 85g
- バター 14g(有塩バター)
- レーズン
※レーズンあり(レーズンケースを使用して自動投入)
メニュー20 (天然酵母を使ったパン)
Panasonic SD-BMS106
時間配分
天然酵母メニュー 7時間 ※今回使用
三角印がレーズンを投入するタイミングです。レーズン投入前に蓋を開けて覗いてみました。お、発酵しています。なんかかわいい。
※参考
パン・ド・ミ 4時間50分
普通の食パン 4時間
牛乳とバターを使いました
やはり牛乳とバターが加わると風味がいいですね。先日書いたココナッツオイルもいいですが、やはりこちらも好きです。時々ならいいかなと思います。少し前にバターが一時期店頭から消えた時期がありましたね。その時はバターがないと焼けないと思ってしまい、何となくパンを焼かなくなってしまいました。
特に無塩バターが高いんですよね・・。実は今回有塩バターを使いました。有塩バターでも大丈夫でした。その分塩分を1g控えめにしました。実はそこまで控える必要もなさそうです。有塩バターの塩分含有量は大さじ1杯(13g)あたり0.2gだそうです。
参考サイト
食事療法について | 食事について | 治療・療法について | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
焼き上がり
焼き上がりはミルクとバターの甘い香り。
焼き色「普通」を選択しました。こんがり焼けました。
てっぺんはやや薄めの色です。
▼富澤商店で買ったパン専用の袋が重宝しています。冷まして入れます。
軽量スプーンと秤
4分の1が計れる軽量スプーンが便利
少量のドライイーストを図るために、細かく計れるスプーンが欲しくなって買ってしまいました。
本当は本で紹介されていたスプーンが欲しかったのですが、どこも品切れでした。仕方なくプラスチック製のものを購入しました。液体は計れませんとのことですが、ささっと計ればなんとか大丈夫です。私は使っています。
2本セットで500円でした。しかし、このメモリがやや難あり。小さじのメモリが倍量だったんです。何故なのか不明です。水を計って分かったのですが、小さじ4分の1が正しくは小さじ2分の1でした。気づいたのはイーストを入れた後でした。あらら。
今度は4分の1で挑戦してみます。同じスプーン購入される方はメモリ要注意です。油性ペンで正しいメモリを書き足して使おうと思っています。安かったから仕方ないかな・・。
液体は計れませんと書いてありますが、使えそうです。メモリ問題以外は気に入っています。これしか売っていませんし、当分使おうと思います。