このたび我が家に家庭用精米機がやってきました。毎回自分で精米して美味しいごはんが食べられる。操作も簡単です。
完全無農薬の玄米も買いました。ぬかまも使うなら農薬が少ない方がいいと思って無農薬を選びました。
精米機はメニューが豊富で機械好きの私にとって、格好の調理器具です。
なぜ精米機?
新鮮な玄米食を取り入れたかったのが1番の理由です。玄米食の魅力はたくさんありますよ。
分付き米の魅力
米は外側に栄養がある
玄米は白米に比べてビタミン、ミネラル、食物繊維が非常に豊富です。この玄米の豊富な栄養を毎日の食事に取り入れたかったのが1番の理由です。
新鮮な米は弾力があってモチモチ
お米は精米した瞬間から酸化が始まり新鮮さが失われていきます。精米したてのお米はモチモチと弾力があって甘味も感じられます。お米屋さんでも精米はしてくれますが、わざわざ行くのが面倒です。自宅で精米してすぐ炊けるのは魅力です。
玄米はゆっくりと血糖値が上がる
玄米は白米に比べて食後ゆっくりと血糖値があがるため、糖尿病予防にもよいと言われています。
風味がよい
私の好きなカレー屋さん「旧ヤム邸」では、ご飯が玄米かサフランライスか選べるんです。どちらもいい風味があって、白米よりもカレーによく合うんです。カレー好きとしてはこれが自宅で食べられたらいいなと思っています。
ただし玄米100%だと胃がもたれる
このように様々な魅力のある玄米ですが、以前100%玄米のお米を試した時にどうも合わなかったのです。胃がもたれるような感じです。白米に一部玄米を混ぜて食べたりもしましたが結局やめてしまいました。
この精米機は、精米度合いが選べるので自分にとってちょうどよいところを探そうと思っています。
使い方は簡単。容器と米をセットするだけ。
まずは最も白米に近い8分つき米から作ってみました。
▼撮影しました。(音が出ます)
専用計量カップ(200cc)で計量
200ccの玄米を白米に精米すると大体1合180ccぐらいになります。一度に5合までできます。今回はお試しなので2合やりました。友人は2人家族で週に1度5合しておくそうです。
容器をセット
ぬかボックス→スクリーン(ざる)→ブレードの順にセットします。
スクリーン(ざる)とブレード(ハネ)をセットして・・
お米を入れます。
メニューをセットしてスタート。
待つこと約2分。音はうるさめの掃除機ぐらいです。
精米完了
できました~。白くなってる!
ぬか
スクリーン(ざる)を外したらぬかができていました。確かにタケノコの季節にお見掛けするアレです。友人は家庭菜園の肥料にしていると聞いたので、花壇にあげました。タケノコの季節なら一緒に炊いてもいいですね。
全部取り外して洗えるのもうれしい。
精米完了後の様子(動画)を撮りました。(音が出ます)
無農薬の玄米
これですよ。30kgの玄米!めちゃくちゃ重いので夫に運んでもらいました。ラベルを前にしたいけど重くてそのまま撮りました。お米の袋に入っているのって何故か美味しそうでうれしいです。
玄米の状態だと酸化が進みにくいので、まとめて買いました。
こちらが5kg袋です。これが6つ届きました。プチプチにくるんでくれていて丁寧でした。
山本電機の精米機 RC41
Amazonでベストセラー1位だった機種の後継機にしました。1位の機種は製造中止だったんです。修理の時の部品が心配だったので新しいものを選びました。こちらの方がメニューも液晶で操作もしやすいのも決めてでした。
山本電機はもともとモーターを専門している会社です。
▼購入した機種
山本電気 ライスクリーナー Bisen RC41 家庭用 精米機 YE-RC41W ホワイト
▼迷っていた機種
価格はこちらの方がやや安いです。すすめてくれた友人はこちらを使っています。
サイズ
幅 20cm 奥行き 30.7cm 高さ 23.5cm
- 1度に5合まで精米できます。
- 連続使用可能時間 10分
精米機でできること
うるち玄米から
上白米
白米
8分つき米~2分つき米
胚芽精米 ※
胚芽 白米仕立て
無洗米
玄米から無洗米
白米から無洗米
再精米(白米みがき)
白米の酸化した被膜を薄く取り除き、お米を精米したてに近い状態に戻す加工
(友人はこれをやっているそうです。1年くらいたった古米だと色も味も違うとのことです。)
<食べてみた感想>
8分つき、7分つきをいただきました。モチモチ甘くてほんとにおいしいです。新鮮とはこういうことを言うんですね。白米に近く非常に食べやすいです。それでいて栄養もあります。段々玄米に近づけていってどのあたりなら大丈夫か探ってみたいと思います。
※ 胚芽精米
消化吸収がよく、カルシウムの吸収を妨げるリンが少ないという点で玄米より良いそうです。胚芽精米はビタミンB群、Eといった栄養素を多く含み、総合ビタミン剤と言われています。
レシピ
レシピ小冊子がついています。
白米を使う・・精米したてで旨みをよく吸い込む
あさりご飯
ちらし寿司
もち米を使う・・精米したてでふっくら弾力がある
中華おこわ
3分つき米を使う・・パラパラチャーハンが簡単にできる
五目チャーハン
夏野菜と鶏肉のカレー
豚ひき肉入りおかゆ
5分つき米を使う・・栄養が豊富
ひじきご飯
炊き込み&ツナピラフ
7分つき米を使う
きのこご飯
そぼろ丼
胚芽米を使う・・胚芽米が苦手な方でも丼なら
茄子と薬味のご飯
無洗米を使う
パエリア
ぬかを使う
ぬかづけ
米ぬかクッキー
改善して欲しいところ
電源スイッチをつけて欲しい
コンセントを抜かないと完全に電源が落ちません。使う時間は短いのでできればスイッチが欲しいところです。
蓋が少しだけ閉めにくい
何となくかみ合わせがスキッとしない感じです。ほんの少しなのでそのうち慣れると思いますが、最初は少し躊躇しました。
しかし、全般的には気に入っています。とても良い買い物をしました。機械好きとしては楽しくて仕方ありません。ご飯は毎日食べるものですからね。場所はとりますがそれ以上にメリットはあります。
余ったぬかで「ぬか漬け」
5分つき米3合精米するとぬかが23g出ました。これを貯めてぬか漬けを始めることにしました。
ぬか床は1ヶ月半くらいでようやく使えるようになるそうなのです。通常1kgぐらいのぬかで始めるようなのですが、置いておいても仕方がないので少量から始めることにしました。
こんぶ、かつおぶし、輪切り唐辛子を入れました。
最初は塩辛いだけの捨て漬として不要な野菜を入れます。野菜を養分にして乳酸菌が増えるのを待ちます。最初の2週間ほどは1日2回、その後は1日1回混ぜています。空気を抜いて容器の内側面をきれいに拭きます。
14日ほどでこれだけたまってきました。精米4,5回分くらいです。先日捨て漬のつもりで漬けた大根を少しかじってみたら、結構おいしくなっていました。さてこれがどのように成長していくのか楽しみです。
まとめて計量
余談ですがお米測るのって少し面倒じゃないですか。私は時間がある時にまとめて計っています。こうしておくと急いでいる時にもすぐ炊けるのでいいですよ。
いつも3号炊くので3合分を袋に入れて酸化を防ぐために出来るだけ空気を抜いて結びます。袋が再利用できるように結び目は輪っかにします。虫害を防ぐために100均の容器に入れています。冷蔵庫にしまっても良さそうですね。
では、また。