おはようございます。なごみです。この夏は桃の剥き方をマスターしました。新しいことが出来るようになるのは、いくつになっても嬉しいものですね。ほんの少しの手間で桃もアボカドみたいに両手でくるっと回せるのですよ。驚きました。
今年はお中元で6個戴いたのですが、全部この方法で剥けました。やった。
縦の筋のラインに合わせて包丁を一周入れる
包丁の先を軽く種に添わせて傾ける(1周)
写真では分かりにくいのですが、ここが重要なポイントです。よく熟したものだとそのままでもくるっと回りましたが、ほとんどのものはそのままでは回りません。種と実をつないでいる部分を軽く切り離す必要があります。
種の端まで全部切らなくても大丈夫です。感覚としては、切り込みを入れたところから気持ち1cmぐらい。少しだけキュッと傾けます。ジャリッと筋が切れる感覚があります。
これを桃を回しながら1周続けます。慎重にいきましょう。
両手で桃を持ち、アボカドのように逆方向に回転させる
回転させた後の写真です。撮るために片手で持ちましたが、実際には両手で逆方向へ回転させます。実と種が少し離れているので、回るようになるのです。
種は左側に残ります。くり抜くのは難しいので種を残したまま、まず4分の1になるように包丁を入れ、回転すると外れました。そしてまた8分の1になるように切り、回転します。ここまできたら外れやすくなります。
色が濃いところを包丁で落とすと見た目は綺麗ですが、今回はそのまま残しました。
薄皮を剥く
薄皮は手で剥けるなら剥きます。無理ならりんごのように手に持って剥くか、写真のようにまな板の上に置き実をずらしながら剥いても良いです。
出来上がり
出来上がりです。りんごみたいになりました。無駄なく向けて大満足です。フォークで切りながら頂きました。
▼初めてのカットです。
後日には、自家製ヨーグルトを添えていただきました。水切りヨーグルトのようにクリーミーです。爽やかな味で桃に合いました。
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この切り方は2017年7月31日放送のあさイチで知りました。新宿高野のタカノフルーツパーラーの専門家の方が切り方を紹介されました。
旬到来!“桃”の究極の食べ方、教えます!|NHKあさイチ
番組では薄皮の形を崩さないように綺麗に剥き、お皿に敷いてその上に実を載せていました。これにより実がすべらずいただけるという話で、盛り付けもお花のようで綺麗でした。チャレンジしましたが、戴いた桃が熟しすぎていたせいか1つも綺麗にできませんでした。難しかったです。
また紹介されていた氷水に浸ける方法もやりましたが、私はぬるく感じました。夫も「冷蔵庫で冷やした方がおいしい」と言っていました。「常温か少し冷やしたぐらいの方が、桃の香りが立ち美味しさが増す」という話でしたが、暑かったので剥いている間に暖まりちょうどよくなりました。これは好みですね。
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私は桃が大好きです。番組を見てからずっと試したいと思っていました。でも結構高くて買うのを躊躇していました。
すると10日後ぐらいに、お中元で大きな桃が6個も届いたのです。すごい。願えば叶う?
いや、たまたまですよね。紀州の桃、ありがたくいただきました。甘かった。
では、またお会いしましょう。