この度、歯列矯正を始めることになります。 大人の歯並び矯正です。ドキドキです。私は今年51歳です。この年になって、まさか自分が。矯正をするなんて思ってもいませんでした。
矯正を始めるにあたって、事前に詳細な検査を受けました。私のかかりつけの歯医者さんは矯正治療をしていなくて、専門の先生に紹介を受けました。かかりつけ医いわく、普通の歯科医と矯正専門の歯科医は、眼科と整形外科ぐらい違うのだそうです。1週間後ぐらいに紹介先で検査を受け、その2週間後に分析結果の説明を受けました。こんなに細かく自分の顔を分析してもらったのは初めてで面白かったです。
受け口は生まれつきじゃなかったことにびっくり
実は受け口(下顎前突)です。下の歯が上の歯を覆っている状態で、上下のかみ合わせが逆になっている不正咬合というそうです。正しい嚙み合わせは全体に上の歯が下の歯を覆っている状態です。
下顎前突の人は舌が間違った位置にあります。正常な場合、舌は上あご付近に上がっていますが、下顎前突の人は低位舌といって下顎前歯の裏に下がっています。舌は筋肉でできており、舌が下顎の中で大きく育つことが原因で、歯槽骨を内側から押し広げ下顎骨がますます大きく成長します。
この舌の位置異常は舌機能訓練(MFT)により積極的に治すことが重要なのだそうです。舌の位置や運動が改善されることは治療後の安定につながるため、できるだけ早期に舌機能訓練を開始することも大切です。
これには本当に驚きました。てっきり生まれつきだと思っていたのです。
食事の時はつばを飲み込むときに下が下に降りてしまっているでしょう言われました。確かにそうです。これが普通だと思っていました。普通は上上上についた状態なんですね。下が下に降りてしまっていることによって、顎が押し出されて下の歯が押し出されて顎が大きく成長してしまったらしいです。子供の頃に聞きたかった。
舌の位置は今からでも正しい位置に戻していくことが良いそうです。今、下に落ちないように頑張っているところです。インビザラインの期間中にも舌の位置をトレーニングを行うと言われています。
完全に受け口を完全に治すには、顎を切る手術をしないといけないんですが、それはあまりにも大変そうなので、そこまではやらないことにしました。マウスピース矯正で治るところまででいいかと思っています。
私の口の横幅が狭く、歯が混み込みに並んでいます。やや開咬もあります。
きっかけ
きっかけは歯医者さんに勧められたことです。隣の患者さんがマウスピースの話をしていて、私も睡眠改善のためにマウスピース使った方がいいでしょうかと聞いてみたのです。「その前に、なごみさんは、矯正興味ないですか?」と返ってきました。
全く想定していなかったので驚きましたし、興味もありませんでした。でもなんとなく帰宅してから考えてみたら、もしかしたらありかも・・と思ったんですよね。
絶対おすすめ!ぐらいの勢いで、頃合いとしては今がちょうどいいと強くすすめられたのですが、あれが無かったら多分やってなかっただろうなと思います。紹介された矯正専門の先生も今のところ、とても気に入りましたし、結果が出るのは、かなり先ですが、勧めてもらえて良かったと言えるようになれば嬉しいなと思います。
今は前処置を行っています
マウスピースの矯正では、歯の表面に突起物をつける必要があります。私の奥歯には金属のかぶせものがありここには滑ってしまい突起がつけられません。レジンの素材のものにいったん取り替え、そこに突起物をつける必要があるそうです。
両側にその処置を先に行う必要があります。まず、かかりつけの歯医者さんにて行うことになりました。インビザラインが全て終わったらかぶせものを全て入れ替えることになっています。最近は保険でも白い歯が入れられることが多いそうなので、今度は白いかぶせものにしてもらおうと思っています。
今、左側の歯の被せ物を外して、レジンのかぶせが出来上がってくるのを待っている状態です。それが入ったら、右側、それが入ったら、いよいよインビザラインの開始です。
費用や期間
インビザラインの期間は2年から3年。費用は全て込みで99万円です。これとは別に先の検査費用が5万円かかりました。痛いけど、今なら何とか負担できるので思い切ってやることにしました。
インビザラインが全て終わったらかぶせものを全て入れ替えることになっています。そこで、さらに費用がかかりますね。2,3年後の話ですが。
この年齢になって矯正をするなんて自分でも驚きです。とても痛くて大変そうでできるかどうか心配ではありますが、やると決めた以上は頑張ります。どんなふうになるかドキドキですが、変化を楽しもうと思います。
今から2,3年もかかるって、終わったら何歳になるのと気が遠くなりそうですが、今が一番若い時。1つでも楽しみが多いほうがいいかなと思います。少しずつになると思いますが、また書いていきますね。では、また。