おはようございます。最近一眼レフを買い替えたなごみです。うちのリビングの灯りは電球色です。うっすらオレンジ色です。くつろぐには良いのですがブログの写真を撮るには色が付いてしまうのと暗いのが悩みでした。
キッチンに至ってはさらに光が届きにくい。雰囲気で言えばこういう感じです。これは一番暗い時に撮ったので実際より暗く写ってしまいましたが・・。とにかくオレンジ色で少し暗めなのです。
レース越しの太陽光が一番明るく綺麗に写るのですが、いつもそういう訳にいきません。仕事をしているとなおさらお昼に家にいる時間は限られます。
お料理や夕飯の様子も綺麗に撮りたい。
iPhoneでも綺麗に撮れますが、折角一眼レフがあるので、お料理の写真も上手に撮りたいじのです。ブログの写真は大事ですものね。
今まではこのような光源下なのでFoodieというiPhoneのアプリを使っていました。これでも悪くはないのですが加工した感じがどうもスッキリしなかったのです。
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ある日CANONのサイトでグレーカードというものを知り導入してみることにしました。これはいいかも。使っているうちにコツが少し分かってきました。
カメラに色温度の基準値を教える
オレンジ色の光の中ですっきりと白く写すには色温度の調整が必要なのです。
色温度とは光の色を表す単位で、これを調整することで温かいオレンジっぽい色にしたり、青っぽい寒そうな色にしたりすることができます。明るさとは別の単位です。
カメラには色温度を設定するメニューがあります。でも数が限られています。
既にある選択肢から選ぶ方法の他に、これを自由に設定する方法もあります。一眼レフの「マニュアルホワイトバランス」という機能を使って、今撮ろうとしている場所の色温度を教えてあげるのです。この基準値にグレーカードを撮影した画像を使います。
実際使った感想は・・そうですね。
カメラのオートホワイトバランスとこのグレーカードを使った時とは実際それほど差が無い時もあります。カメラのオートホワイトバランスは優秀だなと実感するところでありますが、時々異なることがあります。どういう時に差がでるのか迄はまだ分からないのですが「どの色温度に合わせてもスッキリしない時はひとつの選択肢として使える」というのが感想です。
グレーカード
グレーカードとはこういうものです。
中にはA4サイズのグレーの厚紙が2枚入っています。こんな厚紙が2枚で2000円そこそこしました。すごい。これ知らない人が見たらびっくりすると思う。
カード型にする工夫
こちらの記事を参考にカード型にしました。
▼素晴らしいアイデア。一気に使いやすくなりました。
グレーカードを持ち運ぶ最強の方法・デジカメのホワイトバランス・露出合わせに便利
撮影してみました
今、色々試しているところです。これを買ったから万事うまくいくと言う訳では正直ないです。色々練習しながらコツをつかんでいく必要があります。でも楽しいです。
前回の記事の写真でも使っています。
例えば、こちらはオートホワイトバランスで撮った写真。これも悪くはないです。少し黄色がかっていますね。
こちらがマニュアルホワイトバランス。微妙な差ですね。少しすっきりとした色合いかな。
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正確にやるには毎回合わせる必要があります。
1.カメラをマニュアルフォーカスに切り替える。
2.グレーカードが中心になるように写す。角度にも注意する。
3.カメラのMWB画像でこの画像を設定する。
さっき撮った写真を選ぶ。
4.ホワイトバランスの設定をマニュアルにする。
これでマニュアルフォーカスの設定が完了です。光源、アングルが変わるごとにこの作業をやる必要があります。面倒ですが、ここぞという時には役に立つことがあります。
本当にここぞという時はRAWで撮るのが良いですが、そこまではいかないという時です。
グレーカードでは露出の基準にもなるということなので、明るさも合わされるはずなのですが、時々、そうですね2割ぐらいの頻度で暗くなることがあります。なのでうまくいかない時は、明るさは別で調整しています。
これは基準になる画像の撮影角度によるものか、この名刺ケースの光の反射によるものか、測光の問題なのか・・はたまた他の要因なのか。考え中です。
まだ試行錯誤の途中ですが、また新たに発見したことがあればレポートしますね。
では皆さま今日も素敵な一日を。