新しい相棒一眼レフが決まりました。5年前に購入したEOS KissX5からCanon EOS 9000Dへの買い替えです。先ほど注文が完了しました。
こちらは2台目の一眼レフです。今回は、初級から少しレベルアップした機種を選びました。レンズ込みの方が安いのですがその差は小さいので、ボディのみ購入して持っているレンズを試してから追加レンズを選定する事にしました。
9000Dはプレミアムエントリーの一眼レフという位置づけで、エントリー機でありながら中級機の機能も持ち合わせたカメラです。
この2週間考えてやっと答えを出しました。私がどんな風に決めたかご紹介します。
決めてはスマホとの連携がいいこと
誰にとっても良いカメラというものはありません。価格もピンキリですしね。高ければ良いというものでもありません。
どれが良いかは重視するポイントによって変わります。譲れるところ、譲れないところを見極めていくのです。譲れるなら型落ちの機種を買うのも賢い選択です。
ただ、またこれも要素が多いから複雑です。迷っている方は一度、撮りたいものや、重視したいことを書き出してみると良いです。
* * *
ご参考までに今回、重視したポイントを重要度順にピックアップします。
予算
ボディのみで10万円程度。
軽さ
重いと結局使わなくなるので、出来れば軽い方がいい。
スマホとの連携
ブログ作業の効率化を図るために連携をスムーズにしたい。X8でもWi-Fi連携が可能だが、よりスムーズで消費電力の少ないBluetoothはかなり魅力的。
2017.5.28訂正(使用して気付いた事):常時接続できるのはM6のみ、リモートリモコン機能を使えるのはM5のみの機能。9000Dでは操作性はWi-Fiを使う方法と変わらない。「Bluetoothを通じてカメラのWi-FiをONにする」というだけのことです。iPhoneではWi-Fiをカメラに切り替える必要があります。それでもWi-Fiがない環境下でスマホとカメラが直接つながるのは便利な機能ではあります。
▼公式サイト説明をご覧ください。
▼記事に書きました(動画あり)
EOS9000DとiPhoneのBluetooth接続がつながらない?EOS9000Dの「Bluetooth接続」の意味。 – ゆるりまあるく
(追記おわり)
※ブログはスマホ読者が多い為、写真がスマホでどう見えるかすぐにチェックできるのは非常にありがたいのです。一眼レフがあるのに、この辺りがスムーズなので結局スマホを使ってしまっています。
AF(オートフォーカス)ポイント
X5は9点。ピント合わせはこだわるので多い方がいい。X7iは9点、X8iは19点、X9i、9000D、80Dは45点。
(9000Dカタログより)
ピント合わせの様子を動画に撮りました。
操作性
他の要因との絡みによるが、出来れば上級機にも搭載されている機能を使いたい。上部液晶画面、電子ダイヤル、ボタンの位置など。
<重視しない点>
子どもがいないので、運動会で動く子どもを撮影するといったシーンがありません。望遠は時々あったら便利かなと思う事はありますが、頻度は非常に低い。動画も重視しません。
撮りたいものと持っている物
撮るのは主に、旅行スナップ(風景、人物など)、花、ブログ用写真(商品紹介、料理、部屋の中)です。明るくて綺麗な写真を撮るのが好みです。
5年前に買った標準ズームレンズ(CANON ZOOM LENS EF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 IS Ⅱ)付きのEOS Kiss X5を持っています。これは夫に譲ります。
当時通っていたカメラ教室の先生から「望遠レンズは重いからきっと使わない」と言われ購入しませんでした。正解だと思います。
他に単焦点レンズ(CANON LENS EF 50mm 1:1.8 Ⅱ)があります。F値が小さく、明るい写真が撮れます。
参考にした情報
インターネットの情報
こちらが参考になりました。
キヤノン一眼レフ徹底比較!80D 9000D KissX9i 違いは?おすすめは? | Akiの神戸ファインダー
「EOS 9000D」と「EOS Kiss X9i」の違い – フォトスク
新型のEOS 9000DやKiss X9iを買うか、安くなったEOS 8000DやKiss X8iを買うか?【比較】 | とるなら~写真道楽道中記~
Kiss X9iと9000Dと80Dを比較!あなたに最適なCanonのカメラはどれだ!? – ふぉとぷろむな~ど
他にも、たっくさん読みました。もちろんカカクコムやAmazonのクチコミも。読み込み過ぎて頭がごちゃごちゃしました。
最終的に絞り込んだのは
価格の高い順にEOS 80D、EOS 9000D、EOS KISS X9iです。どれも10万円前後です。変動はありますが、価格の差は1、2万円程。機能が良ければこの差は許容範囲です。
80D
中級機の位置づけ。3機の中で一番高い。重さが他2機種(500g台)に比べて200g程重くサイズも大きい。堅牢性が高い(防塵防滴だけでなく、シャッター回数の上限(寿命)が倍ほど違うという情報もあった)。「上面液晶電子パネル」と「サブ電子ダイヤル」がある。ファインダーが他2機種に比べてやや広く見やすい。
X9iと9000D
2機種とも2017年4月発売。重さも大きさもほとんど差がない。9000Dには中級機以上に備わるパネルとサブ電子ダイヤルがある。価格はやや9000Dが高い。
(9000Dカタログより)
実機を確認
ポイントを整理して実物を見に行きました。
いやー、百聞は一見にしかずですね。触ったら即決でした。
色んな情報を仕入れたら、やはり実機を触ることです。
確認したポイント
一番確認したかったのは、中級機の重さが耐えられるかです。これで機種選びが大きく変わります。あとは握り心地、操作性、液晶、ファインダーの見え方です。
久々のカメラ売り場
カメラ売り場は5年ぶりです。今使っているのとそんなに変わりはないと思っていましたが、触ってびっくり。すごい!全然違う!
4万円台で買えるX7iでも液晶キレイ、操作もスムーズ。画面切り替えも早い。たまには売り場も覗くものですね。初めて購入した時にはさっぱりだったのに違いがはっきり分かりました。成長したものです。
中級機は重かった
正直、重かったです。80Dを持った瞬間「これは私にはダメだ」と思いました。いい写真を撮るにはこれぐらい平気でないといけないんでしょうね。
でも私は車を持っておらずいつも電車か徒歩。重さは重要なポイントです。荷物が重いとしんどくて楽しくないし、挙句使わなくなってしまうのです。実はX5でも一時そんな時期がありました。
でもミラーレスでは、きっと満足できない。
ボディで500g台なら今までと変わらないので大丈夫です。
しかし、X7iとX8iを触ると少しボディが小さすぎる感じです。好みなので使っている方ごめんなさい。私にはX9iと9000Dの握り心地が好みでした。少し小さいと言われるファインダーも今までX5を使っていた私にとっては十分、見やすかった。
(9000Dカタログより)
80Dの堅牢性の話は気になりますが、その前に他の機種に替えたくなるかもしれませんし、使用頻度が高くもないので今回はこだわらないことにしました。
「9000Dボディのみ」を選びました
今まで使っていなかったF1.8の単焦点レンズをしばらく使いつつ、追加レンズを検討します。ズームは出来ません。足で距離をとり50mmの距離感を身に着けます。さらにX5の標準レンズも試します。
次に揃えたいもの
レンズフード
あまり必要性は感じなかったのですが、レンズの保護にはなるかな。前のカメラはレンズに傷をつけてしまったので今回は最初から付けようかと思っています。
広角レンズ
広い風景を撮る時、標準レンズでは不足を感じる事がありました。例えばお花畑など。広角レンズだと広く収められ雰囲気が伝わりそうです。
マクロレンズ
マクロで寄ると目で見るのとは違う世界が見られ面白いです。ただ持ち運びが大変ですよね。普段使いも出来るマクロレンズがあれば嬉しいですが、どの距離もまかなえるレンズはありませんよね。
レンズ交換できるのが一眼レフの良さですものね。でも何かいいレンズがあればなと思っています。Canonからも新しいレンズが出るようなので関心を持っています。
ネックストラップ
カメラの付属品を使っていたのでこれを機におしゃれなストラップに買い替えたい。
お気に入りカメラバッグ
▼9000Dで撮ってきました。