このたび関西在住の私がビックカメラSuicaを作りました。なぜ作ったのか、何が便利なのかご紹介しますね。一言でいうと最初にしっかり設定すれば還元率1.5%のApple Payとして使えるということです。
そもそも「改札をApple Watchで通過できたら便利だろうな」と思ったのがきっかけです。作ったのはSuica、ビックカメラポイントカード、viewカード、これらが一体型になっているクレジットカードです。
2017.12.19追記
実際に数カ月使った感想
作成時の手続きやカードの登録、付与されたポイントの変換など、分からないことが多くて、調べている手間が大きかったです。多少ポイント還元率は高くなりますが、手間を考えると、関西の方にはあまりおすすめできないかも・・。一度つくれば、便利ですが。実践レポートぐらいの感じでお読みください。
関東在住の方とは違い受けられるメリットに制限はありますが、良い点もあります。同じような方ならこの情報も役に立つかもしれません。
私の生活はこちら。
- 関西在住。関東にはほぼ行かない。
- ビックカメラで買い物をする。
- Apple Watchを使っている。
- JR西日本を切符で利用する。定期券ではない。
- SIMフリーのiPhoneを使っている。
メリット
ポイントは
- チャージでポイントが1.5%たまる(還元率が大きい)
- たまったポイントはSuicaに変換してApple Payで使える
Apple Watchだけで改札を通過できる
Suicaカードを出さなくてもApple Watchをかざして改札を出ることができる。といってもまだ試していないので、また試したらここにレポートしますね。オペレーターのスタッフさんによるとオートチャージはできませんが、関西でも使えますとのことでした。登録時はスムーズに通過できるように「エクスプレスカード設定」にしておきましょう。
スマホからSuicaにチャージできる
ICCOCAにチャージするにはいちいち改札で機械を通さなくてはいけなかったのですが、Suicaだと電車の中でスマホでチャージできます。さらにApple Watchからもチャージできます。
東日本だとさらに自動的に改札を通った時に金額が不足していればチャージしてくれる機能があるのですが、西日本ではそこまではできません。それでもアプリからチャージできるだけでも今より便利になって嬉しい。
しかもチャージした金額の1.5%がJREポイントとして付与されます。JREポイントはアプリからSuicaにチャージできます。面倒だけどまとめてやれば大した作業ではありません。
付与されたポイントはSuica→Apple Payで使える
普段使いでもSuicaにチャージしておいてApple Payで支払えばJREポイントが1.5%付きます。私はセブンイレブンでよくApple WatchをかざしてApple Payで支払いますが、鞄から財布やカードを出さなくていいのは楽です。今までは還元率1%の楽天カードだけをApple Payに登録していましたが、これからは使える所では1.5%のSuicaの方を使おうと思っています。
JREポイントは使える店舗が限定されていて西日本では使うのが難しいので、使えるSuicaに交換します。そのSuicaはApple Payの決済に使えますので、QUICKPay加盟店であれば西日本でも使えます。西日本でもコンビニやイオン、ユニクロ、駅の売店、自動販売機などで使える所が増えています。レジ前でも読み取り機を見かけることが多くなりましたものね。
Apple Watchを持っていなくてもiPhoneがあればApple Payは使えます。こうすれば西日本でも十分使い勝手がありますね。
ビックカメラでポイント11.5%
ビックカメラSuicaはチャージしたSuicaで支払うと11.5%ポイントが付きます。もともと10%付くものなのですが、チャージしたSuicaカードで払うとJRE1.5%ポイントがさらに付きます。これもSuicaに入れておきます。
やり方
順番にやれば簡単ですよ。途中少し戸惑ったところがありましたので、そのポイントも書いておきます。
カードを申し込む
まずカードを申し込みます。年会費がかかりますがweb明細にすると1回50ポイントが付くのでその分で年会費はまかなえます。「web明細は申し込む」にしておきましょう。
JRE POINTアプリをインストールしてカードを登録する
Apple Payが使えるようにするためにやります。スマホで登録をダウンロードして登録していくのですが、途中認証でスマホから電話をかけるというステップがあるのです。私は通話なしのSIMフリーのiPhoneで050プラスを使っているのです。ですので直接電話がかけられません。仕方ないので表示されている番号に自宅の固定電話から電話をかけ、無事登録ができました。事情を説明して本人確認をするだけ。スムーズでした。
Suicaアプリをインストールして記名式のカードを登録する
次にスマホのアプリからSuicaアプリをダウンロードしてインストールします。Suica機能が一体となっているビューカードSuicaはApple Payに直接登録ができません。そのためSuicaアプリで新たにSuicaを発行するか、もともと持っているApple Payに登録できるSuicaを使う必要があります。
必ず「記名あり」のSuicaを登録します。登録する時の名前とカードの名前が一致しないと登録がうまくいかないので注意してください。
▼登録完了時はこんな画面です。「bigcamera」と小文字で書いてあるのは私がこの名前を付けたからです。複数のSuicaを登録できます。
Suicaを作る時には1000円分のチャージをする必要があります。私のケースの場合、登録したviewカードから引き落とされます。
できるようになったこと
これで色々できる還元率1.5%のApple Payとして使えるようになりました。やった。
- Apple Payで買い物(ただし不足ないようにチャージしておく。スマホからOK。)
- ビックカメラでポイント11.5%
- Apple Watchで改札が通れる
- スマホからSuicaにチャージできる
特典は微々たるものですが「塵も積もれば山となる」。面倒なのは最初だけですしね。
Suicaは手元でチャージできる
Apple WatchからSuicaのチャージができます。払おうとして「あ、足りない」となった時にはその画面で操作できるから便利。
- Apple WatchでSuicaアプリを起動
- 下へスクロール
- チャージをタップ
- プラスマイナスボタンで金額を設定 > チャージ
JREポイントがつかない時の確認ポイント
チャージする時に違うカードが選択されていないか確認してみてください。実は私もやってしまっていて、チャージする時に楽天カードでチャージしてしまっていたのです。
▼この時に
▼この状態にすること。なっていなければ横スライドで切り替えできます。
使ってみて分かった難点
2018.10.30追記
3ヶ月利用してみて感じた私なりの感想です。
- 明細が分かりにくい
- 入会時に付与されるポイントが期間限定ポイントのため、Suicaにチャージできない。
関西在住の場合使う方法がない(JREのオンラインモールで購入できました。ワインを注文しました。2018.11.24)
ということで最近はSuicaは限定して使っています。電車に乗る時、ビックカメラ、あとコンビニでの買い物に絞っています。それ以外は明細が分かりやすい楽天を使うことが多いです。使うたびにメールで通知してくれますから、その点でも安心です。
また気付いたことがあればご紹介しますね。
では、また。